GTウイング取り付け&補強の方法【WRX STI VAB カスタム】

スポーツカーの象徴である「GTウイング」

この記事へたどり着かれた方は、「GTウイングってどうやって取り付けるんだろう」「補強が必要とは聞いたことはあるけど、どうやるのが正解なんだろう」という悩みを抱えているのではないでしょうか。

そんな方へ、今回はスバルのWRXSTIVABへ、穴あけ加工から補強まで詳しく解説します!

目次

トランク新規購入。

私はまず、トランクをもう1個準備しました。

初めての試みだったので、もし失敗した時を考えて念のため。VABは互換性も豊富なので、インプレッサG4のトランクが安く手に入ったので、こちらを準備することにしました。

色は後で塗装するのでなんでもOKです。とにかく安くて綺麗な個体を某オークションで購入しました。

VABの純正トランクは、中古でも結構値が張ります。純正パーツを流用できる点は、スバル車の良いところですね。

GTウイングの取り付け

とりあえず購入したトランクにウイングを乗せてみました。

トランクに乗せた感じだとかなり大きく感じますね。。幅も高さも凄く大きい気がします。

ここへきて後悔しても仕方ないのでこのまま進めますが、車体に乗せたときはそこまで大きいとは感じなかったので問題ないでしょう!

トランクの仮合わせ

実際に、インプレッサG4のトランクが取り付くのか試していないので、本当に互換性があるか半信半疑ですが、、

トランクはダンパーの部分にボルト4本で止まっているだけで交換可能です。難しい作業ではないですが、ここで注意点。

トランクは思ったより重いですので、取り外す際はなるべく2人で作業するようにしましょう。ガラス面に段ボール等も引いておくことをおすすめします。支えておいてもらうだけでも良いので、身近な人に頼むと作業が楽になりますし、安全に交換できます。

取り付いた状態がこちら。気にしていたフィッティングも問題なく無事に取り付きました。

今回は、GTウイングの取り付けのみですので、ランプや鍵は移植しません。養生テープでとりあえず閉めました。

取り付ける際、無事に内部パーツは流用できました。この辺りも互換性があってよかったです。

GTウイング位置決め

いよいよGTウイングの位置決め。まずはブラケットを仮組します。

ブラケットのステー裏にはホムセンで買ったゴム板を切って貼り付けておきます。

こうする理由は、ウイングが安物なので汎用ステーなので、地味に湾曲しているトランクにはピッタリと装着できません。密着性を高めるために、ゴム板を敷いております。

後は、自分の納得する位置を決めて、穴あけします。

穴あけするときはポンチを使ってしっかりと位置を出しましょう。また、開ける前は穴の位置やステーの向き等を念入りに確認。ステーだけでなくGTウイングもついた状態で確認するようにしましょう。

でないと、、、

こんな感じで失敗します。失敗した要因は一つ。

GTウイングをつけた状況で位置決めしていなかったコト。

安物のGTウイングって汎用なので、マウントとかのボルトを全て締めてしまうと絶対につかない形になるんですよね。でもそれが正解なんです。ある程度矯正しないと、綺麗には装着できません。マウントとGTウイングを装着し、ボルトも増し締めした状態で、トランクと取り付けは行うようにしましょう!一人だと大変な作業になるかもしれません。

これから穴あけしようとしてる皆さんは注意してください。

トランク側の補強

トランクの裏面を見てみるとこんな感じ。

結構骨があって補強はいらなそうに見えますが、、、

トランクは2重構造になっていて、新規に穴あけしたところは骨の部分と、トランク表面の部分にかなりの隙間があります。

ご自分のトランクを、手で軽く押してみるとわかりますが、結構簡単に凹みます。ここで必要なのがトランクの補強。

補強は十分に行ってください。やり過ぎがちょうどよいくらいです。GTウイングは成人男性一人乗るくらいの風圧がかかるといわれています。高速走行をされる方は特に注意して行ってください。

実際に穴を開けた位置はこの辺り。

骨に隠れているので、この部分はグラインダーでカットします。

ここで切断した写真と補強の写真を撮り忘れるという痛恨のミス。

イラストでどんな感じに補強したか解説すると、、

少しわかりにくいですが、アルミ板とFRPで補強しています。

①3㎜のアルミ板を使用(念のためメタルロックで固定しました。溶接並み最強の接着剤

ほんとはパネルボンドが使いやすくておすすめです。が高いのでメタルロックを使用しました。ただ、メタルロックは振動にはそこまで強くありません。意外と剥がれてきますので、これだけを信用するのは良くないと思います。

②その上から覆いかぶせるようにFRPで補強。

なるべく広い範囲をFRPしました。これがどれだけ効果あるかはわかりませんが、アルミ板のみだと軟性が強く補強不足を感じました。

手書きの図は赤点はグラインダーで切断したところです。

まとめ

とりあえずやった補強はこんな感じ。

大丈夫かなとかなり不安でしたが、これが効果絶大!

まず手で押してみましたが全く凹む様子無し。結構な体重をかけてみましたが問題なさそうです。

後は、長時間の高速走行に耐えれるかどうか。私は7時間くらいかけて妻の実家へ年2回ほどは帰省しますのでその時が心配ですね。まあ、その時は取れば良いのですが。

私はサーキットで高速走行をするわけではありません。あくまでドレスアップが目的。補強に関しては、この通りやったからといって補強の保証をするものではありません。皆さんも、DIYでGTウイングを取り付ける際は、自己責任でお願いしますね♪

その他にも、「GTウイングの購入レビュー」や「トランクのダックテールスムージング」の記事を書いています。

カスタム好きな方は是非他の記事も見てみてください。

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