
ガレージ内装で調べると、多くの方が採用しているのがOSB合板。
ほとんどのホームセンターで販売しており手軽に入手できるのも魅力の一つです。OSB合板をガレージの内装に貼ることで、見た目、機能性ともにグンとアップしますよ。
今回はそのOSB合板を使った、ガレージの内装カスタム方法やそのメリットとデメリットを紹介します。
手順の紹介
OSB合板とは、「Oriented Strand Bord」の略のことで、短冊状の木片と接着剤をまぜ、圧着して固めたボードのことをいいます。
もともと建築資材用として見えない部分の下地材などで使用されていました。しかし、そのおしゃれな見た目から目に付く部分の内装材としても使用されるようになりました。
そんなOSB合板をガレージの壁にする方法を紹介していきます。
まずは準備するもの!
ガレージの壁をOSB合板にするために準備するものは、以下の通りです。
- OSB合板
- ビス
- 電動ドライバー
- 脚立
- メジャー(スケール)
- 鉛筆
これくらいは最低限必要です。
OSB合板はホームセンターで購入するのであれば、ご自分のガレージに合わせてカットしてもらうと後が楽ですよ!
また、OSB合板はガレージに直接貼ることもできますが、下地を作って貼ると直接ガレージに穴あけしなくても良いので、錆びの心配がなくなります。私も、ガレージの内装を作る際は下地調整を行いました。
下地調整は以下の記事を参考にしてみてください。

同時に断熱材を施工すると、ガレージの見た目だけでなく、機能性もうんと上がります。
断熱施工は私自身やってよかったなと思うので是非同時にやってみてください!

貼り付け
OSB合板の貼り付けは、ビスを打つだけです。電動ドライバーでビスをバンバン打っていきましょう。
下地となる柱の間隔は、あまり離れすぎているとOSB合板が歪んでしまうこともありますので、455mmピッチで柱を立てていくことをオススメします。
私は、予算の関係から下地材を最小限にしておりますが、ここにはお金をかけて、しっかりと作りこんでいく方が、強度も出ますし安定性が増しますので、キッチリと作りましょう。
注意点は?
意外と知られていないのが、OSB合板には構造用と内装用の2種類が存在し、表と裏があります。
詳細はこちらの記事で詳しく説明されていますので、参考にしてみてください。
ホームセンターでよく置いてあるのは、目の粗いノーブランド品の構造用合板がほとんど。
私個人的には、どちらを使用しても全く問題ないですが、こだわる方は色々な合板を実際に見てみて気になるものをチョイスしたらよいと思います。
ボードの上から、棚やオシャレな装飾を考えている方は、予算も考えて構造用のOSB合板を使用しても良いのではないでしょうか。
メリットやデメリット
OSB合板は沢山あるメリットの中に、デメリットももちろんあります。
完全主観で、ご紹介していきますよ!
メリットは?
OSB合板のメリットは、耐久性・機密性・防虫性に優れている点、石膏ボードと違いそのままネジを打てる点です。
OSB合板は、原料が木材でありながら強力な接着剤で固めているので、他の合板に比べて機密性と防虫性に優れています。
また、石膏ボードの壁に棚などを取り付けるためにネジを打とうとすると、下地があるところを選ばなければならなかったり、アンカーを打たなければいけません。しかし、OSB合板でならどこでもネジが効きますから簡単に棚などを取り付けることができます。加工性の高さがOSB合板のメリットです。
デメリットは?
水に弱いというのがOSB合板のデメリットになります。そのため、水回りには向きません。水を吸ってしまうと膨張してしまいます。ガレージの床に雨水が入ってしまうという人は、床から少し離してOSB合板を貼ったほうが良いでしょう。
そして、接着剤を使っているOSB合板は、少なからずホルムアルデヒドを発散してしまいます。そのため、シックハウス症候群を引き起こしてしまう可能性があるということもデメリットの1つです。特にホルムアルデヒドに敏感な人は注意しましょう。
まとめ
OSB合板の貼り方、メリットやデメリットを紹介してきましたが、いかがでしたでしょうか?
OSB合板は、リーズナブルで加工性が良く、見た目もおしゃれな素材です。もし気に入って頂けたのなら、ガレージにOSB合板を使ってみてください。そして、おしゃれで個性的なガレージを手に入れて、素敵なガレージライフを送ってください。
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